時代の流れと子供に受け継がれるストーリー.˖٭
近年、子供たちに教えられる
童話やお話の内容が変化してきている
…という噂は少し耳にしたり、
テレビなどで取り上げられているのは見ることがあったのですが、
まだまだ自分の身の回りには無関係なことだろうな~と
右から左に流していたところ。。。
ついに、私にもそれに直面する日がきた!!!
もうすぐ保育園の発表会があり、
長女のクラスは3匹の子ぶたの劇をするそうです。
長女はオオカミ役で、
おうちでもはりきって練習をしています。
オオカミが大ぶたちゃんを訪ね、
ふ~っと藁のいえを吹き飛ばし
今度は中ぶたちゃんを訪ね、
また、ふ~っと木の家を吹き飛ばし
最後に小ぶたちゃんの家に行き、
ふ~っと息を吹きます。
このあと、私の知っている3匹の子ぶたは
オオカミが煙突からおうちのなかに入り
ぐつぐつ煮えたぎった鍋に落っこちて
逃げ帰っていく…というストーリー。
しかし、長女が保育園で習ってきたのは
オオカミが小ぶたちゃんのおうちを吹き飛ばそうと
ふ~っと何度も息を吹きかけ
目が回ってしまい、倒れてしまってお話が終わり…
つい「え!それで終わり!?鍋でぐつぐつされないの!?」
と長女に何度も聞いてしまいました。
桃太郎では、鬼退治が話し合いだったり
さるかに合戦では、死ではなく怪我程度になっていたり
かちかち山でも、殺されるや命をとられることはなかったり
赤ずきんでは、オオカミのお腹は切り裂かれなかったり
これらのお話は、なんとなく聞いたことがある程度でしたが
まさか3匹の子ぶたまで改変されてるとは!!!
息切れで倒れるくらいでオオカミは退治できるのでしょうか…
と、思ったりもしちゃいますが(笑)
調べていくと私が知っている3匹の子ぶたでさえも
すでに改変されていたものでした。
藁の家を建てた子ぶたと木の家を建てた子ぶたは
レンガの家を建てた子ブタの家に逃げたと思っていましたが、
原作は、オオカミに家を吹き飛ばされ、食べられてしまう。
そして、煙突からレンガの家に入ったオオカミは
ぐつぐつ煮えたぎった鍋に落っこちて
逃げ帰っていく…というストーリーではなく、
釜茹でにされたオオカミを子ブタが食べるというストーリーだそうです。
私が既に知っていた話も既に改変されたもので、
長女が知っているお話は更に改変されたもので…
これから先、ますます
いろんなお話が変わってしまうかと複雑な気持ちです。
それが時代の流れってやつなんですかね。
他に面白いお話の改変があれば
お聞かせ願えると嬉しいです♩
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